Exness(エクスネス)は、スタンダード口座とプロ口座の2種類の口座タイプがあります。
そしてプロ口座の中に、ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座の3種類の口座タイプに分かれます。
そのため、合わせて4種類の口座タイプを提供しています。
口座タイプは、それぞれ特徴や違いがあるため、どの口座タイプを選択してよいか迷わないように、この記事では適切な口座タイプが理解できるように解説していきます。
・Exnessの口座タイプの違いは?
・どの口座タイプがおすすめなの?
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Contents
Exnessの4種類の口座タイプの比較
Exnessの4種類の口座タイプの概要を比較一覧にしました。
概要 | スタンダード口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 |
注文方式 | STP方式 | ECN方式 | ECN方式 | STP方式 |
最小ロット | 0.01 | 0.01 | 0.01 | 0.01 |
最大ロット | 200 | 200 | 200 | 200 |
最大レバレッジ | MT4:無制限MT5:2000倍 | MT4:無制限MT5:2000倍 | MT4:無制限MT5:2000倍 | MT4:無制限MT5:2000倍 |
平均スプレッド | 0.3pips~ | 0.0pips~ | 0.0pips~ | 0.1pips~ |
取引手数料 | 無料 | 往復最大7ドル | 往復7ドルから | 無料 |
ゼロカット | あり | あり | あり | あり |
マージンコール | 60% | 30% | 30% | 30% |
ロスカットレベル | 0% | 0% | 0% | 0% |
最低入金額 | 1ドル | 1000ドル | 1000ドル | 1000ドル |
プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
FX通貨ペア | 107銘柄 | 82銘柄 | 97銘柄 | 82銘柄 |
貴金属CFD | 10銘柄 | 8銘柄 | 10銘柄 | 8銘柄 |
エネルギーCFD | 2銘柄 | 1銘柄 | 2銘柄 | 1銘柄 |
株式指数CFD | 10銘柄 | 9銘柄 | 9銘柄 | 10銘柄 |
米国個別株CFD | 30銘柄 | 30銘柄 | 30銘柄 | 30銘柄 |
仮想通貨CFD | 7銘柄 | 8銘柄 | 6銘柄 | 6銘柄 |
Exnessの口座タイプは、スプレッド、取引手数料、最低入金額、マージンコール、銘柄数が異なります。
以下は、全ての口座タイプにおいて共通になります。
・レバレッジ最大2,000倍、MT4口座条件クリアで無制限レバレッジ
・ロスカットレベル0%
・ゼロカットシステム対応
・追証なし
・対応取引プラットフォームはMT4・MT5
・ボーナスはありません
Exnessの各口座タイプの特徴と違いについて
それでは、Exnessの4種類の口座タイプの特徴と違いを解説していきます。
スタンダード口座の特徴
スタンダード口座は、一般的なスペックを持つ口座タイプになります。
STP方式を採用しているため、スプレッドは他の口座タイプより広めになっていますが、取引手数料は無料になっています。
スプレッドは、メジャー通貨ペアで1.0pipsを超えますが、AXIORYやTitanFXのスタンダード口座並みのスプレッド水準を誇っています。
また、全口座の中でも、最も取引できる銘柄数が多いのも特徴です。
最低入金額が1ドルからと、海外FX初心者の方で少額から始めたい方にとってはメリットの高い口座タイプになります。
ロースプレッド口座の特徴
ロースプレッド口座は、スタンダード口座よりスプレッドの狭い口座タイプになります。
しかし、取引手数料が1ロットあたり往復最大7ドルかかります。
取引手数料がかかるものの、取引コストを考えたらスタンダード口座よりも安く抑えることができるのはメリットです。
USDJPYやEURUSDの、スプレッドは0.0pipsになるため、取引手数料を0.7pipsを合わせてトータルの取引コストが0.7pipsになります。
ロースプレッド口座の最低入金額は、1,000ドルかかるため少額で取引を検討している方にとってはデメリットです。
ゼロ口座の特徴
ゼロ口座は、名前の通り主要通貨ペアやCFD銘柄のほとんどがスプレッドゼロになっています。
スプレッドがかからない分、取引手数料が1ロットあたり往復7ドル以上かかります。
ゼロ口座が3種ある口座タイプの中では、一番スプレッドが狭い口座タイプになります。
スプレッドが狭い口座タイプになるため、スキャルピングが向いています。
プロ口座の特徴
プロ口座は、スプレッドが狭く取引手数料がかからない口座タイプになります。
プロ口座の特徴は、スリッページがほとんど起こらないことです。
その理由は、プロ口座はInstant Execution(インスタント・エグゼキューション)を採用しているためです。
Instant Executionとは、トレーダーの注文を業者が決済してから、カバー先の銀行に注文を流すことです。
そのため、スリッページが起こらないようになっています。しかし、その反面リクオート(約定拒否)が起きる場合があります。
スタンダード口座よりもスプレッドが狭く、取引手数料は払いたくないという方はプロ口座が最適です。
どの口座タイプのスプレッドが狭いのか
Exnessの4種類ある中で、スプレッドが狭い口座はゼロ口座です。
当然、取引する銘柄にとっては、スプレッドが広くなることはありますので、以下のスプレッド一覧を目安にしてください。
通貨ペア | スタンダード口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 |
取引手数料 | 無料 | 往復最大7ドル | 往復7ドルから | 無料 |
AUDUSD | 1.5pips | 0.9pips (0.2pips) |
0.7pips (0.0pips) |
0.9pips |
EURUSD | 1.0pips | 0.7pips (0.0pips) |
0.7pips (0.0pips) |
0.7pips |
GBPUSD | 1.5pips | 0.9pips (0.2pips) |
0.7pips (0.0pips) |
1.0pips |
NZDUSD | 2.0pips | 1.2pips (0.5pips) |
0.7pips (0.0pips) |
1.2pips |
USDCAD | 2.3pips | 1.1pips (0.4pips) |
0.7pips (0.0pips) |
1.0pips |
USDCHF | 1.5pips | 1.0pips (0.3pips) |
0.8pips (0.1pips) |
0.7pips |
USDJPY | 1.1pips | 0.7pips (0.0pips) |
0.7pips (0.0pips) |
0.7pips |
最適な口座タイプの選び方
Exnessの口座タイプを紹介してきましたが、どの口座タイプも似たり寄ったりな部分があります。
そのため、実際にどの口座タイプを選んでいいのか迷いますよね。
Exnessは、スプレッド、取引手数料、最低入金額の違うため、この3点を目安に口座タイプを選択していきましょう。
スタンダード口座が向いている方
スタンダード口座は、海外FX初心者の方におすすめの口座タイプです。
最低入金額が、1ドルからと少額でトレードを始めたい方にとっては最適です。
少額からのトレードでも、条件を満たせば無制限レバレッジを利用することができるのはメリットです。
プロ口座が向いている方
プロ口座は、スキャルピングをする方に向いています。
その理由は、スタンダード口座よりもスプレッドが狭く、Instant Executionを採用しているため、スリッページがほとんど起きないからです。
また、取引手数料がかからないのもメリットになります。
ゼロ口座が向いている方
ゼロ口座は、とにかくスプレッドを抑えて取引したい方に向いています。
ゼロ口座とロースプレッド口座は、取引コストにほぼ差がありません。
しかし、ロースプレッド口座は取引手数料が固定でスプレッドが変動制です。
一方、ゼロ口座はスプレッドがゼロで通貨ペアによって取引手数料が変わるため、トータルではゼロ口座の方が取引コストを抑えて取引できます。
口座タイプを選び時の注意点
Exnessの口座タイプを選ぶ時には注意点があります。
①無制限レバレッジはMT4のみ
Exnessの無制限レバレッジは以下の条件を満たしていないと利用できません。
・口座証拠金が1,000ドル未満
・過去に10回以上の取引を行っていること
・過去に累計5lot(50万通貨)以上の取引を行っていること
Exnessの取引プラットフォームは、MT4とMT5の2種類から選択できますが、無制限レバレッジを利用するためにはMT4を選択する必要があるので注意しましょう。
②最低入金額が異なる
Exnessの最低入金額は、口座タイプによって異なります。
口座タイプ | 最低入金額 |
スタンダード口座 | 1ドル |
ロースプレッド口座 | 1000ドル |
ゼロ口座 | 1000ドル |
プロ口座 | 1000ドル |
ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座の最低入金額は、1000ドルになっているため把握しておきましょう。
Exnessの口座タイプに関するよくある質問FAQ
Q.追加口座は開設できますか?
A.はい。お一人様最大100個の追加口座の開設ができます。
A.いいえ。1度開設した口座タイプの変更はできません。しかし、最大100個の追加口座を作ることができるため、新しく開設してください。
Q.取引プラットフォームはMT4とMT5のどちらがよいですか?
A.はい。どちらを選択して頂いても構いません。しかし、無制限レバレッジを利用する場合はMT4で口座開設をしてください。
まとめ
Exnessは、4種類の口座タイプがありスプレッド、取引手数料、最低入金額、マージンコール、銘柄数が異なります。
取引手法によって選択する口座タイプも変わるため、それぞれの特徴や違いは比較し把握しておきましょう。
スタンダード口座は、海外FX初心者の方や少額でトレードしたい方が向いています。
プロ口座は、スプレッドが狭いためスキャルピング向き、ゼロ口座は、スプレッドを抑えて取引した方というような目安で口座タイプを選択しましょう。
\無制限レバレッジ×ロスカット0%/