Exness(エクスネス)は、2008年に設立された大手の海外FX業者です。
2014年にヨーロッパのライセンスにより規制を受け日本撤退を余儀なくされましたが、セーシェル共和国金融庁のライセンスを取得後2020年から日本でサービスを展開しています。
無制限レバレッジやロスカット0%という評判や評価の高さから日本での口座開設者は右肩上がりで伸びています。
この記事では、実際に利用してみてわかったExnessの評判・評価を徹底検証していきます。
・Exnessのメリット10選とは?
・Exnessのデメリット5選とは?
\無制限レバレッジ×ロスカット0%/
Exnessの概要
Exnessは2008年に設立され、「Nymstar Limited」が運営会社になります。
Exnessの金融ライセンス
運営会社 | Nymstar Limited Limited |
所在地 | F20, 1st floor, Eden Plaza Eden Island, Seychelles |
金融ライセンス | Seychelles FSA:セーシェル金融庁 登録番号:SD025 |
Exnessの金融ライセンスは、セーシェル金融庁で取得されているため、一定の安全性は担保されています。
しかし、セーシェルの金融ライセンスの取得はそれほど難しいものではなく、比較的に容易に取得することができます。
海外FX業者の中では、セーシェルの金融ライセンスはメジャーなライセンスの部類に入るため、XMやHotForexなどの有名な海外FX業者も登録しています。
さらに、Exnessはキプロスとイギリスにもグループ会社があり、イギリスの金融ライセンスに至っては、FCA(英国金融行動監視機構)を取得しています。
このFCA(英国金融行動監視機構)は、セーシェルのライセンスと比較しても簡単に取得できるものではありません。
・Exness(Cy)Ltd CySEC(キプロス証券取引委員会)
・Exness(UK )Ltd FCA(英国金融行動監視機構)
グループ全体を評価した場合は、非常に信頼性の高い海外FX業者といことがわかります。
分別管理あり・信託保全なし
Exnessでは、顧客の資金は分別管理していますが、信託保全はありません。
信託保全がないため、万が一Exnessが倒産した場合は顧客の資金は戻らない可能性が高いです。
しかし、Exnessの監査法人は、世界四大の監査会社のひとつであるデロイト・トウシュ・トーマツ社になっており、財務実績に関する報告書を一般公開しています。
Exnessグループの業績評価指標や財務実績なども、公式ホームページから見ることもできるため、透明性の高い運営ということがわかります。
Exnessのメリット10選!
それでは、Exnessを実際に利用してみて感じたメリットを紹介していきます。
①無制限レバレッジ・最大21億倍
Exnessのメリットは無制限レバレッジを利用できることです。
最大のレバレッジはなんと21億倍と桁違いのレバレッジを提供しています。
Exnessの最大レバレッジは、有効証拠金によって変動します。
有効証拠金(USD) | 利用可能な最大レバレッジ |
0~999 | 1:無制限 |
0~4,999 | 1:2000 |
5,000~14,999 | 1:1000 |
15,000~29,999 | 1:600 |
30,000~59,999 | 1:400 |
60,000~199,999 | 1:200 |
200,000以上 | 1:100 |
無制限レバレッジを利用するためには以下の条件が必要になりますが、条件を満たせば有利に取引を進めることができます。
・MT4の口座を利用する
・口座証拠金が1,000ドル未満
・過去に10回以上の取引を行っていること
・過去に累計5lot(50万通貨)以上の取引を行っていること
無制限レバレッジを利用することができたら、圧倒的に少ない資金で取引ができます。
②ロスカットレベル0%
Exnessのロスカットレベルは証拠金維持率0%になった時です。
つまり、口座残高が0円になるまで取引を粘ることができます。
他社のロスカットレベルは証拠金維持率が20%を下回った時が多いです。
ギリギリまで取引できることは、メリットが高いです。
また、iFOREXもロスカットレベルが0%となっていますが、最大レバレッジ400倍と低いのがデメリットです。
③ゼロカット・追証なし
Exnessでトレードをしていて、万が一ロスカットされてしまい証拠金がマイナスになってしまってもゼロカットを採用しているため、口座残高はゼロにリセットされます。
そのため、ゼロカットがあるため追証が発生しません。
国内FXでは、法律によってゼロカットを認めていないため、口座残高がマイナスになればトレーダーが支払う必要があります。
Exnessは、入金額以上のマイナスは発生しませんので、その点は安心して取引できるのがメリットです。
④スプレッドは狭い
Exnessの口座タイプは4種類ありますが、どの口座タイプも比較的スプレッドは狭く設定されています。
スキャルピングなどでスプレッドを抑えてトレードしたい方であれば、ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座のいずれかでトレードしましょう。
通貨ペア | スタンダード口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 |
取引手数料 | 無料 | 往復最大7ドル | 往復7ドルから | 無料 |
AUDUSD | 1.5pips | 0.9pips (0.2pips) |
0.7pips (0.0pips) |
0.9pips |
EURUSD | 1.0pips | 0.7pips (0.0pips) |
0.7pips (0.0pips) |
0.7pips |
GBPUSD | 1.5pips | 0.9pips (0.2pips) |
0.7pips (0.0pips) |
1.0pips |
NZDUSD | 2.0pips | 1.2pips (0.5pips) |
0.7pips (0.0pips) |
1.2pips |
USDCAD | 2.3pips | 1.1pips (0.4pips) |
0.7pips (0.0pips) |
1.0pips |
USDCHF | 1.5pips | 1.0pips (0.3pips) |
0.8pips (0.1pips) |
0.7pips |
USDJPY | 1.1pips | 0.7pips (0.0pips) |
0.7pips (0.0pips) |
0.7pips |
ロースプレッド口座とゼロ口座は、取引手数料が発生します。
⑤豊富な通貨ペア
Exnessの取扱い通貨ペアは107種類と海外FX業者の中でもトップクラスです。
・メジャー通貨:7種類
・マイナー通貨:85種類
・クロス円通貨:15種類
他社では扱いのないマイナー通貨もあるため、Exnessでしか見たことのない通貨ペアも多数あります。
海外FX業者 | 通貨ペアの種類 |
Exness | 107種類 |
LandFX | 67種類 |
Tradeview | 62種類 |
iForex | 61種類 |
AXIORY | 61種類 |
XM | 57種類 |
⑥最低入金額が1ドル
Exnessのスタンダード口座で取引をするなら、最低入金額1ドルからはじめることができます。
少額で海外FXを始めたい方は、1ドルからトレードできるのはメリットです。
口座タイプ | 最低入金額 |
スタンダード口座 | 1ドル |
ロースプレッド口座 | 1000ドル |
ゼロ口座 | 1000ドル |
プロ口座 | 1000ドル |
ロースプレッド口座、ゼロ口座、プロ口座の最低入金額は、1000ドルと高めになっています。
⑦入出金方法が多い
Exnessの入出金方法は7種類あるため、利便性が高いです。
入出金方法 | 最低入金額 | 入出金時間 |
Bitwallet | 10ドル | 即時 |
SticPay | 10ドル | 即時 |
ビットコイン | 10ドル | 最大72時間 |
Tether (USDT OMNI) | 10ドル | 最大72時間 |
Perfect Money | 50ドル | 即時 |
WebMoney | 10ドル | 即時 |
銀行カード | 3ドル | 入金:即時 出金:3日から5日 |
⑧FPAでの口コミはよい
海外最大級のFX業者を評価をするForex Peace Armyでの、Exnessに対する評価はよいです。
486と多くのレビューもあり、XMの点数が3.027に対してExnessは、3.169になっています。(2021年5月15日現在)
⑨NDD方式を採用
Exnessは、NDD(ノン・ディーリング・デスク)方式を採用しているため、透明性の高い取引をすることができます。
NDD方式とは、トレーダーから出された注文を、FX業者のディーラーを通さずにそのままインターバンクに流します。
そのため、FX業者でのノミ行為が発生しないため、ストップ狩り、レートずらし、約定拒否などがなく透明性の高い取引ができます。
⑩MT4・MT5に対応
Exnessは、MT4・MT5の両方の取引プラットフォームに対応しています。
さらにダウンロードやインストール不要のウェブターミナルも利用可能です。
\無制限レバレッジ×ロスカット0%/
Exnessのデメリット5選
続いて実際に利用してみて感じたExnessのデメリットを解説していきます。
①口座残高によりレバレッジに制限がある
Exnessは口座残高によって、最大レバレッジが制限されます。
無制限レバレッジを利用するためには条件があり、そのひとつは口座残高が1,000ドル未満でないといけません。
そのため、1.000ドルを超えないように資金管理をする必要があります。
②重要な経済ニュースがある時にレバレッジ制限がある
Exnessでは重要な経済指標が発表される15分前と5分後にかけて、レバレッジが最大200倍に制限されます。
経済指標のタイミングで取引するのは注意しましょう。
③スタンダード口座以外は最低入金額1000ドルから
スタンダード口座の最低入金額は1ドルなので、少額で取引をしたい方にとってはメリットです。
しかし、ロースプレッド口座・ゼロ口座・プロ口座の最低入金額は1,000ドルからと高くなっているのがデメリットです。
④分別管理で信託保全ではない
Exnessは、経営資金と顧客の資金は別々に管理している分別管理を採用していますが、信託保全ではありません。
信託保全ではないため、万が一Exnessが倒産してしまった場合は、顧客の資金は戻らない可能性もあります。
⑤ボーナスがない
Exnessは、ボーナスキャンペーンがありません。
ボーナスキャンペーンがある方が、取引を有利に進めることができますが、ボーナスを利用していない理由は取引環境に力を入れているためです。
無制限レバレッジ、ロスカットレベル0%、低スプレッドは、ボーナスを採用していたら実現できない取引環境になります。
ボーナスがない分取引環境は整っています。
Exnessの評判・評価に関するよくある質問FAQ
Q.Exnessの口座開設は無料ですか?
A.はい。Exnessの口座開設は無料になります。
A.はい。デモ口座は開設することができます。仮想資金10,000ドルでデモ口座でトレードすることができます。
A.いいえ。Exnessは入出金は無料になります。
まとめ
Exnessは、無制限レバレッジとロスカットレベル0%と取引環境にとても力を入れているなと感じました。
ボーナスキャンペーンはないものの、取引環境が充実しているため口座開設者は増加しています。
たくさんある海外FX業者の中でも、評判や評価も高く使い勝手も良いのが特徴です。
口座開設は無料なので、ぜひチェックしておいてください。
\無制限レバレッジ×ロスカット0%/