TradeView(トレードビュー)は自動売買(EA)を利用することができる海外FX業者です。
TradeViewの口座タイプの種類が非常に多く、口座タイプによっては自動売買をすることができないものもあります。
これから自動売買(EA)を利用するにあたり、設定の仕方がわからない方やVPSがわからない方に、わかりやすく解説していきます。
・Tradeviewで自動売買するメリット・デメリットとは?
・口座タイプとプラットフォームの選択の方法と注意点とは?
\ 最狭スプレッド×超高速で約定/
Contents
TradeViewで自動売買をする手順を解説
それでは、TradeViewで自動売買が利用できるまでの手順をわかりやすく解説していきます。
①Tradeviewで口座開設する
まずはTradeviewの公式ホームページに行き、口座開設をします。
スムーズに入力ができれば5分から10分程度で口座開設は完了します。
口座タイプと取引プラットフォームの選択を間違えてしまうと、自動売買ができないというケースがでてきてしまうので注意してください。
口座タイプと取引プラットフォームの選択については後述します。
②VPS(仮想専用サーバー)の契約
次にすることはVPSの契約になります。
VPSとは、オンライン上にあるパソコンになりそこで自動売買をしていく形になります。
VPSの契約の方法には2種類あり、VPSを提供している会社に申し込みをするか海外FX業者が提供しているVPSを申し込むかです。
海外FX業者によっては、条件付きにはなりますが無料でVPSを提供しているところもありますが、TradeviewではVPSを提供していません。
そのため、VPS会社から契約をする必要があります。
VPSを提供している代表的な会社が、「お名前.com デスクトップクラウド」と「ABLENET」になります。
国内の会社なので日本語でのサポートを受けることができるうえに、両社とも使い勝手がよいのでおすすめです。
③VPSにプラットフォームのMT4/MT5をインストール
Tradeviewのトップページから、MT4/MT5/cTraderをインストールすることができます。
基本的に自動売買をするならプラットフォームはMT4を選択するのがいでしょう。
MT4とMT5ではプログラムの互換性がないため、多くのトレーダーはMT4で自動売買しているのが現状になります。
またcTraderのサイトは英語になっており、自動売買についての情報も日本ではあまりないため、難しいと感じました。
④EAの購入とダウンロード
次はプラットフォームのMT4/MT5で動かすEAをダウンロードする作業になります。
EAには有料・無料のものがあり、価格もピンキリです。高いから勝てるというわけではないためよく考えて選ぶようにしてください。
下記はEAを入手するための代表的なサイトになります。
・GogoJungle
・MQL5
特におすすめなのがGogoJungleです。EAのランキング、稼働率、収益率、ドローダウンの変化がわかるのでとてもわかりやすいサイトになっています。
⑤プラットフォームにEAをインストールする
最後にやることが、用意したEAをVPSにインストールして設定することです。
手順は下記の通りです。
1.メニューバーから、「ファイル」>「データフォルダを開く」>「MQL4」or「MQL5」>「Experts」まで行ってください。
2.用意したEAのデータを「Experts」に貼りつけます。
3.メニューバーから「ツール」>「オプション」を開いてください。
4.「自動売買を許可する」と「DLLの仕様を許可する」この2つにチェックを入れます。
5.最後に「自動売買」のボタンをONにします。
口座タイプとプラットフォームの選択の方法と注意点
Traderviewは、5つの口座タイプがあります。
取引プラットフォームについてはMT4、MT5、cTrader、Currenexになります。
注意してほしいのが、選択する口座タイプによっては自動売買をすることができないものがあります。
口座タイプ | 自動売買 | 取引プラットフォーム | レバレッジ | 取引方式 |
Xレバレッジ口座 | 〇 | MT4 | 400倍 | STP方式 |
ILC口座(MT4) | 〇 | MT4 | 200倍 | ECN方式 |
MT5口座 | 〇 | MT5 | 100倍 | ECN方式 |
cTrader口座 | △ | cTrader | 400倍 | ECN方式 |
Currenex口座 | × | Currenex | 400倍 | ECN方式 |
この表を見たら自動売買をするのにおすすめな口座は、Xレバレッジ口座かスプレッドの狭いILC口座(MT4)です。
Tradeviewで自動売買をするメリット
私が感じたTradeviewで自動売買するメリットを解説していきます。
①スプレッドが狭い
TradeviewのILC口座は海外FX業者の中でも、最狭スプレッドになっています。
特にECNタイプのILC口座は、ドル円やユーロドルで0.0pips、取引手数料往復5ドルと自動売買をするにはコストを抑えて取引することができます。
②約定力が高い
Tradeviewのデータセンターは金融インフラ世界最大の「エクイニクス社(EQUINIX社)」にあるため、約定力が高いです。
自動売買をしていて、なかなか約定していかないケースもあり、決済タイミングを逃してしまうとロスにつながります。
これだけ約定力が高ければ、自動売買も安定して動かすことができます。
③透明性の高い取引ができる
Tradeviewは、NDD(ノーディーリングデスク)方式を採用しています。
NDD方式は、FX業者が顧客の注文をそのままインターバンクに流すため、透明性の高い取引をすることができます。
自動売買をしていてリスクなのは、約定拒否、レバレッジ制限、ストップ狩りなどを意図的にされることです。
Tradeviewでは、NDD方式のためこのようなリスクはないため、自動売買を安心してできます。
Tradeviewで自動売買をするデメリット
続いて、私が感じたTradeviewで自動売買するデメリットを解説していきます。
①勝てる自動売買ソフトが少ない
自動売買ソフトは、相当の数が市場に存在しています。
その中から、勝てるものを探すのは難易度が高く私も相当の数を見ていますが、良さそうなものは100本に1本くらいの確率だと感じています。
また、バックテストもあてにならないところもありますので、良いものをみつけるのが困難な状況です。
②自動放置しても相場によって稼げない
自動売買で利益を出すためには、相場状況がそのEAのロジックと合わなければいけません。
そのため、相場の状況によって、利益率も大きく左右されます。
同じ通貨ペアでも、年度によって傾向が変わるため、勝ち続けるというのは難しいと感じています。
Tradeviewの自動売買(EA)に関するよくある質問FAQ
Q.TradeviewではVPSを用意していますか?
A.いいえ。TradeviewではVPSの用意がありませんので、ご自身でVPSを契約する必要があります。
通常、月々1000円から2000円程度でVPSを使用することができます。
Q.価格の高い自動売買ソフトは利益がでるのですか?
A.いいえ。自動売買ソフトの価格が高いからといって利益がでるものではありません。
十数万円のものでも、損益になる場合もあるため手の届く範囲の価格帯のものを選ぶか無料のものから始めるのがいいでしょう。
まとめ
Tradeviewで自動売買をする時は、口座タイプと取引プラットフォームの選択には注意してください。
選択する口座タイプによっては自動売買ができないことがあります。
万が一、口座タイプを間違えてしまった場合は、追加口座を作りそこに自動売買をインストールしましょう。
自動売買にはメリット・デメリットがあるので、上手に見極めて使いこなしてみてくだい。
\ 最狭スプレッド×超高速で約定/