Tradeview(トレードビュー)は5種類の口座タイプを提供していますが、口座タイプによってスプレッドが異なります。
口座タイプの中でも、ILC口座は海外FX業者の中で、最狭スプレッドを誇ります。
しかしILC口座は、スプレッドが狭い分、取引手数料往復5ドル（0.5pips）がかかります。
この記事では、Tradeviewのスプレッドの比較と一覧について徹底解説していきます。
・Tradeviewのスプレッド一覧
・Tradeviewと他社のスプレッド比較
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Contents
Tradeviewのスプレッドについて
スプレッドとは、買値と売値の差額のことを指します。この差額がFX業者の利益になります。
Tradeviewの口座タイプは5種類ありますが、STP方式とECN方式のどちらの方式かで、スプレッドが異なります。
スタンダード口座の取引手数料は無料ですが、ECN口座のILC口座、MT5口座、cTrader口座、Currenex口座の取引手数料は1ロットあたり往復5ドルかかります。
【スタンダード口座とECN口座の違い】
| 口座タイプ | Xレバレッジ口座 （スタンダード口座） |
ILC・MT5・cTrader・Currenex （低スプレッド口座） |
| 取引方式 | STP | ECN |
| レバレッジ最大 | 400倍 | ILC口座：200倍 MT5口座：100倍 cTrader口座：400倍 Currenex口座：400倍 |
| 平均スプレッド | MT4 全通貨平均1.9pips | MT4：全通貨平均0.2pips cTrader：全通貨平均0.2pips Currenex：全通貨平均0.3pips |
| 取引手数料 | なし | 0.5pips（5ドル）往復 |
| 最低入金額 | 100ドル（約10,000円） | 1,000ドル（約100,000円） |
| ロスカット水準 | 証拠金維持率100%以下 | 証拠金維持率100%以下 |
| 取引プラットフォーム | MT4 | ILC口座：MT4 MT5口座：MT5 cTrader口座：cTrader Currenex口座：Currenex |
平均スプレッドは、MT5口座、cTrader口座、Currenex口座によって異なります。
Tradeviewのスタンダード口座とILC口座のスプレッド
以下は、Tradeviewのスタンダード口座とILC口座のスプレッドの比較一覧になります。
| 通貨ペア | スタンダード口座 | ILC口座 |
| 取引手数料 | 無料 | 往復5ドル/lot |
| USD/JPY | 1.8pips | 0.6pips (0.1pips) |
| EUR/USD | 1.7pips | 0.7pips (0.2pips) |
| EUR/JPY | 1.9pips | 0.8pips (0.3pips) |
| GBP/JPY | 2.3pips | 1.0pips (0.5pips) |
| AUD/JPY | 1.7pips | 1.0pips (0.5pips) |
ILC口座は、スプレッドが狭い分、取引手数料が1ロットあたり往復5ドル（0.5pips）がかかってきます。
スプレッドの一覧を見て頂くとわかる通り、スプレッドは非常に狭く設定されています。
Tradeviewの取引手数料を比較
ILC口座は、取引手数料が1ロットあたり往復5ドルかかりますが、他社と比較するとトップクラスに安いです。
| 海外FX業者 | 取引手数料 |
| TradeviewのILC口座 | 往復5/lot |
| HotForex ゼロスプレッド口座 | 往復5～8ドル/lot |
| Tradeview ECN口座 | 往復5ドル/lot |
| AXIORY ナノスプレッド口座 | 往復6ドル/lot |
| FBS ECN口座 | 往復6ドル/lot |
| TitanFX ブレード口座 | 往復7ドル/lot |
| LAND-FX ECN口座 | 往復7ドル/lot |
| XM ゼロ口座 | 往復10ドル/lot |
Tradeviewのスタンダード口座と他社比較
続いて、Tradeviewのスタンダード口座と他社のスプレッドを比較していきます。
| 通貨ペア | Tradeviewスタンダード口座 | TitanFXスタンダード口座 | AXIORYスタンダード口座 |
| USD/JPY | 1.8pips | 1.33pips | 1.5pips |
| EUR/JPY | 1.9pips | 1.74pips | 1.7pips |
| GBP/JPY | 2.3pips | 2.45pips | 2.7pips |
| EUR/USD | 1.7pips | 1.2pips | 1.3pips |
| AUD/USD | 1.9pips | 1.52pips | 2.1pips |
TradeviewのECN口座と他社のスプレッド比較
TradeviewのECN口座と他社のスプレッド比較になります。
| 通貨ペア | Tradeview ECN口座 | TitanFXブレード口座 | AXIORYナノスプレッド口座 |
| 取引手数料 | 往復0.5pips/lot | 往復0.7pips/lot | 往復0.6pips/lot |
| USD/JPY | 0.6pips (0.1pips) |
1.03pips (0.33pips) |
1.00pips (0.40pips) |
| EUR/JPY | 0.8pips (0.3pips) |
1.44pips (0.74pips) |
1.30pips (0.70pips) |
| EUR/USD | 0.7pips (0.2pips) |
0.90pips (0.20pips) |
1.00pips (0.40pips) |
| GBP/JPY | 1.0pips (0.5pips) |
2.15pips (1.45pips) |
2.30pips (1.70pips) |
| AUD/USD | 0.7pips (0.2pips) |
1.22pips (0.52pips) |
1.20pips (0.60pips) |
TradeviewのILC(ECN)口座のスプレッドは、他社と比較しても非常に狭いです。
スキャルピングをするなら最適な口座タイプになります。
Tradeviewのスプレッドの注意点
Tradeviewのスプレッドの注意点を解説していきます。
以下のような状況では、スプレッドが広がりやすくなりますので注意してください。
①週明けの早朝
週明けの早朝は、流動性が低くなるためスプレッドが広がりやすい傾向があります。
また、市場が閉まるクリスマスや年末年始もスプレッドが広がりやすくなりますので注意しましょう。
②経済指標時
米国雇用統計やFOMC政策金利などの経済指標の発表前後はスプレッドが広がりやすくなります。
その他にも、重要人物の発表時や災害時もスプレッドは広がる場合がありますので注意してください。
③ILC口座の最大レバレッジ200倍
TradeviewのILC口座のスプレッドは、海外FX業者の中でもトップクラスに狭いのですが、最大レバレッジが200倍と他社と比較しても低い設定になっています。
最大レバレッジが低いと、一度に使用する証拠金が高くなるため、多くポジションを持たないという出メリットと注意点があります。
④最低入金額が高い
TradeviewのILC口座の最低入金額は10万円と、他社と比較して高めに設定されています。
少額からECN口座で取引できる業者もあるため、最低入金額が高いのはデメリットだと感じました。
⑤ロスカット率100％
Tradeviewのロスカット率は100％と高めに設定されています。
他社のロスカット率は20～30％が多いので、ギリギリまで取引を粘ることができます。
ロスカット率100％だと、相場が急変した時は証拠金維持率をよく確認しながら取引しないとロスカットされてしまうリスクがあります。
Tradeviewのスプレッドに関するよくある質問FAQ
Q.Tradeviewのスプレッドは全て同じですか？
A.いいえ。口座タイプや取引プラットフォームによってスプレッドは異なります。
Q.スタンダード口座とILC口座ではどちらがおすすめですか？
A.はい。取引コストを抑えるならスプレッドの狭いILC口座がおすすめです。
Q.取引手数料はかかりますか？
A.はい。Tradeviewのスタンダード口座は取引手数料はかかりません。
しかし、スプレッドの狭いECN口座は、1ロットあたり往復5ドルの取引手数料がかかります。
まとめ
Tradeviewのスプレッドは、海外FX業者の中でもトップクラスに狭くなっています。
取引コストを抑えて取引するには最適な海外FX業者です。
しかし、スプレッドの狭い分、ILC口座は最大レバレッジ200倍、最低入金額10万円というデメリットもあります。
取引コストと最大レバレッジのどちらを取るかということになります。
しかし、Tradeviewのスプレッドの狭さは、実際に取引をして魅力的だと感じました。
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